小児歯科・矯正歯科・口腔外科以外の虫歯治療や歯周病の治療など、通常皆さんが歯科医院に通院した際に受ける治療の大半が一般歯科の分類に入ります。治療に入る前に患者様としっかりとしたお話し合いをし、治療方法についてご説明させていただきます。ご希望やご質問がありましたら、その際に伝えていただきますとご要望に合わせた治療ができます。
可愛い赤ちゃんに虫歯菌をうつすのは、たいてい家族。その一番手が、お母さんです。口移しで食べさせたり、親の箸で食べさせたり、そ「エッ!そんなこと」と思うようなことでうつってしまいます。虫歯の無い子に育てるために、赤ちゃんに使う箸やスプーンは赤ちゃんだけのものにしましょう。
もちろん周囲の大人のお口の中がきれいであることが大事です。赤ちゃんが生まれてからでは遅いのです。誕生前から、自分たちの口の中の細菌を減らす努力をしてください。
矯正歯科とは、一般的にワイヤー(針金)や矯正床装置(義歯状形態の装置)を用い、ある一定期間動的な負荷を加えて、 現在の歯列や不正な歯並びを機能的及び審美的に改善する治療法をいいます。
我々日本人、いわゆるモンゴロイド(東洋人系)は、アメリカ人、いわゆるコーカソイド(白人系の人種) よりも頭の前後的幅が狭くできていて、歯列の前後的幅も短く作られているので、らんぐい歯や上顎前突(出っ歯)に なりやすい人種として考えられています。それにも関わらず、子供の時から矯正治療をすると言った社会的習慣も定着していません。装置を装着する抵抗はあるものの、もう1度ご自分の口元に興味をもたれてみてはいかがでしょうか。
■矯正治療の流れ
1.初診相談
まず、歯並びのどこを気にされているのかをうかがい、実際に行う矯正治療がどのような内容であるか(治療内容、費用など)を専門医から説明いたします。
2.精密検査
レントゲン写真、歯の型、歯や顔の写真などの資料をもとに顎の骨格や歯の問題などを検査します。
3.診断
検査の結果から症状を分析し、その診断結果と今後の治療方針(方法、装置、期間、費用など)をお話しします。
4.治療開始
診断の内容を理解して頂いてから治療を開始します。患者さんによって治療方針は様々です。
5.治療終了
きれいに歯が並んで噛み合わせが良くなりましたら、歯を動かすために使ってきた装置を外します。その後は歯が新しい位置に安定するまで取り外しのできる装置を使い、定期検診を行い完全に治療が終わるまでトラブルがないようにいたします。
口腔はもちろんのこと顎の骨と顔面を扱う外科です。口腔外科は口を中心とした顎の骨や顔面を扱う外科であり虫歯を削ったり入れ歯を作る一般の歯科とはやや趣を異にしますが、 基本的には抜歯中心とした診療を行っています。